アウトドア 虫 対策 対処 ファーストエイド
はじめに、虫対策!
せっかく楽しく遊んでても、刺されたり噛まれたりしたら萎えちゃうよなー( ´,_ゝ`)
場合によっては病院行きだし、対策はしっかりしないと!
まずは、服装
蜂対策はできるだけ薄い色の服で
黒や赤など、濃い色の服は蜂に狙われやすいと言われています。理由は定かではありませんが、白や水色など、薄い色の服のほうが無難。帽子もできれば色の薄いものがベターです。
蜂が近くに来て、手で払ったりするのは得策ではありません。蜂が、攻撃されていると勘違いして、反撃してくる可能性があります。静かに、じっとして通り過ぎるのを待ちましょう
次に虫除け
スプレー、ミスト、リング、シール、いろんなのがあるけど、今回はこれ買ってみました。
パーフェクトポーションには、ナチュラルスキンケアをはじめ、たくさんの製品がありますが、中でも人気のシリーズが、アウトドアシリーズです。アウトドアシリーズは、シトロネラ、ペパーミント、ユーカリ、ティートリー、ニアウリ、ハッカなど天然のエッセンシャルオイルを使用している優しいシリーズです。厳選された天然成分のみでつくられているので、敏感肌の方やお子様にも安心してお使い頂けます。アウトドアボディスプレーの他、アフターケア用のローションなどがラインナップ。ナチュラル志向の方のアウトドアライフに欠かせないシリーズです。
効果の高いシトロネラを中心に、ペパーミントやラベンダーを配合し、虫除け効果だけでなく、いい香りのスプレーになることもこだわっているそうですよ。
あと、
噴霧するタイプだと、虫に向かって吹いて遊ぶ子がいます。それでは当然効果はありませんし、スプレーがあっという間になくなってしまいます。
虫が虫に避けられても…(;一一) ジィー
ロングセラーの菊印の蚊取線香『南洲香』の販売をはじめ、林業や農業の方向けに開発された防虫香の『森林香』は、釣り人やキャンプなどのアウトドアを楽しむ人達の間でも、その効果の高さから現在とても人気がある。
パワー森林香は、『森林香』より有効成分の効果が約2倍と強力
製品名 防虫線香『パワー森林香』
有効成分 メトフルトリン
適用害虫 ユスリカ、チョウバエ、アブ
燃焼時間 6時間~6時間半
上記の通り、森林香の説明書には、虫除け対象として「ユスリカ、チョウバエ、アブ」の3つしか記載が無く、蚊やブヨは対象に入っていません。
ちなみに「ユスリカ」は、見た目は血を吸う蚊に似ていますが、人を刺して吸血することはありません。(病原体を媒介することも有りません)
「チョウバエ」とはコバエとも言い、湿った場所に発生する小さい虫。人に吸血することはありません。
「アブ」は森林香の適用害虫で唯一「吸血する」虫です。
なぜ森林香には蚊やブヨの表示がないのか?
吸血する蚊(アカイエカ、ヒトスジシマカなど)やブヨなどの「衛生害虫」への効果表示は、「医薬品」「医薬部外品」でないと表示ができない決まりになっています。
「森林香」は医薬部外品ではない(申請していない)ため、「衛生害虫(蚊やブヨ)」の適用表示が法律上できない、という理由があります。
実際に蚊やブヨへの効果は無いのか?
森林香の成分は、パワー森林香(赤)が「メトフルトリン」、森林香(黄)が「ディート」です。
ディートは蚊やブヨなどの吸血害虫の虫除け効果がある成分で、
メトフルトリンは蚊やブヨなどに殺虫効果がある成分です。
「メトフルトリン」は家庭用殺虫剤にもよく使われている成分。
森林香は「医薬品・医薬部外品」の承認を得ていないため蚊やブヨへの効果はうたえないが、成分から考えると蚊やブヨなどへの虫除け効果が無いとは考えられません。
通常の線香よりも煙の量が多く、効果も大きい。
アウトドアで使用する線香の中では「最強」と言って良いと思います。
森林香を作っている児玉兄弟商会に電話して聞いてみたところ
『蚊やブヨに効果があるかどうかは(法律上)言えないが、お客様からは効果があるとよく言われます』
とのことでした。
次に、対処!
虫除けが汗や水遊びで落ちる、線香の煙が届いてないなど、やられる時はやられるもん(´ω`)
やられたら、すぐにポイズンリムーバー!
ポイズンリムーバーとは、ブヨや蜂などの害虫に刺されたり、蛇に噛まれたときに体内に入る毒素や毒針を吸引して排出するための救急用具です。医師の手当てを受ける前にその場でポイズンリムーバーで応急処置することで、体への被害を軽減することができます。
蚊やブヨ、スズメバチなどの虫が刺したり蛇が噛んだりするとき、穴を開けるのと同時に毒素を注入してきます。ポイズンリムーバーを使って体内に注入された毒素をすぐに吸い出すと、多少の症状緩和につながります。ポイズンリムーバーは可能な限り刺された直後に使用すると効果が高くなります。ただし、ポイズンリムーバーはあくまでも応急処置にすぎません。体に異変や問題が起こっていないかどうかの判断は医師の診察が必要です。また、ポイズンリムーバーを所持していない場合に毒を口で吸い出すのは危険なので絶対に止めてください。毒が口内から吸収される恐れがあります
スタイリッシュなデザインのポイズンリムーバーで、斬新なケースと高い吸引力が特徴。新しくなったというケースは、横にパカっと開くので片手でも簡単です。綺麗にポイズンリムーバーが収まるので、これを持って歩いてもカチャカチャ音がならないんですよ。また、コンパクトなので、場所を取らず持ち運びやすくなっています。
レビューが多い商品ですが、目につくのが吸引力が高くしっかり吸い出せるという口コミ。こちらはレバーを引っ張るのではなく、押し込むことで毒を吸い込むタイプですが、なかなかの吸引力。レビューでも吸引力が高く満足したと、評判になっています
吸引時間目安
ジガバチ、ミツバチ、スズメバチ 1〜3分
蚊、アブ 20〜30秒
スズキ目科の魚、クラゲ、オニダルマオコゼ
2〜3分
ヘビ 3分
クモ、サソリ 1〜2分
吸い上げた後は水で洗い流してできれば消毒する
ポイズンリムーバーを使った後は患部を水で毒素を洗い流し、できれば消毒して絆創膏を貼ってください。
塗り薬
「ムヒアルファEX」
効き目にこだわった「PVA+ジフェンヒドラミン塩酸塩」の組み合わせ処方です。すぐれた抗炎症効果をもつPVA(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)に、かゆみを抑えるジフェンヒドラミン塩酸塩を組み合わせました。ダニ・ノミ・毛虫・ムカデ・クラゲなどによるがまんできない虫さされ・かゆみにしっかり効きます。アンテドラッグ型抗炎症成分PVA配合。PVAはすぐれた抗炎症効果を持ち、患部でしっかり効いた後、低活性物質に変化します。有効性と安全性のバランスにすぐれた成分です
ハチ刺されでは、腫れ、赤みが強く起こる場合が多く、ムヒアルファEXでは症状を抑えきれない場合もあります。できるだけこまめに塗り、氷水で冷やしてください。また、スズメバチ、アシナガバチではアナフィラキシーショックを起こす場合がありますので、気分が悪くなる、呼吸が苦しくなる、めまいがする場合には、救急車を呼ぶなど、一刻も早く医師の手当を受けてください。〔アナフィラキシーショックは刺されて数分~15分までに起こることが多い〕
「新レスタミンコーワ軟膏」
ジフェンヒドラミン塩酸塩が湿疹やかゆみ等のもとであるヒスタミンの働きをおさえ、すぐれた効きめを発揮します。
かゆみ、かぶれや虫さされに効能のある抗ヒスタミン薬の塗り薬
ムカデや蜂はこっちの方がいいのかも
ムカデは、見ての通り肢(あし)の多い生き物です。
この肢には、爪のようなものがありその爪で皮膚を傷付けて、毒を皮膚の表面に塗り付けるようなイメージが分かりやすいのではないでしょうか。
完全に毒を洗い流したあと、被害箇所と思われる個所に広めに塗布するようにしましょう
虫にやられた時の流れは
やられる
1.出来るだけ早くポイズンリムーバーで吸い上げる
2.患部を水で毒素を洗い流す
3.対応の塗り薬をぬる
4.絆創膏を貼ってください
補足
ムカデは冷やさない!
虫に刺されたり、噛まれたりというと冷やすイメージがありますが、ムカデの毒に対しては、厳禁です!!
冷やすことで、痛みが増し、痙攣や気絶するケースまで出てくることがあります。
ムカデの毒は熱に弱いため、43℃から46℃の熱で失活します。
43℃~46℃のヤケドしない程度のお湯で5分以上洗い流します。(温熱療法)
50℃以上となると、ヤケドの危険性があるため、注意が必要です。
温熱療法は患部を温度を43℃以上に保ちつづけることがポイントです。必ずシャワーや流水で洗い流し続けてください。
洗面器にためたお湯で温めようとされる方が多いですが、お湯はすぐに冷めてしまいます!!必ず43℃以上をキープした熱いお湯で患部をあたためるようにしてください。
40℃以下の温度が低すぎる場合は、毒の酵素活性が増加し、痛みが増し、逆効果になります。
ぬるま湯(40℃程度)であたためない
温熱療法でお湯であたためると効果がありますが、40℃程度のぬるいお湯だと、逆に毒が活性化されて症状がひどくなる事もあります。
※ムカデの毒は43℃以上でないと失活しません。
また、噛まれて時間がたっている場合、温めるのは逆効果になりますので注意をしてください。
ムカデはハチのように毒液を注入するのではなく、頭部にある大顎や肢の先の爪で皮膚に傷をつけ、大腮の根本にある毒腺から毒を塗りつけます。
毒を口で吸いだすということは、口の中に毒を入れると同じことになりますので、口で吸いだそうとすると、口内の腫れ等の原因となります。悪寒・嘔吐・気道閉塞などの危険性がありますので、絶対やめてください。
また、絞り出そうとする行為もNGです。毒を浸透させてしまう恐れがあるため、余計に腫れが酷くなる場合があるからです。
他の虫は冷やす、温めるは両論ありますね。
ただ共通なのは
ぬるま湯は逆効果
切り傷、火傷
□ ドルマイシン軟膏は、二種類の抗生物質を配合しているので、多くの菌に対して抗菌作用を示します
□ コリスチン硫酸塩は、グラム陰性菌、緑膿菌に有効で、バシトラシンはペニシリンと近似の抗菌スペクトルでグラム陽性・陰性菌に有効です
□ 傷ややけどの化膿性皮膚疾患、二次感染の予防および治療に有効です